「病気なのかも知れません。家族が支えるべきなのかも知れません。でもそうやって仕事もせずに一日中家でゴロゴロ寝て夜中に起き出して不毛な論争をネットで繰り返したり仕事先の悪口をブログに書いてもめてクビになったりする人に対して、叱咤してはいけないのでしょうか。ゆるさないといけないのでしょうか。かわりに謝らないといけないのでしょうか。抱き締めてあげないといけないのでしょうか。どうして私にだけそんな強さが求められるのでしょうか。私はどうして逃げちゃいけないんですか。私もある日仕事にいかずにそのまま失踪してしまいたい。そのときうちはどうなるんですか。もう死にたいです。私が死ねば彼はまともになるんでしょうか。」

と泣いたことがあったのだ。

思い出して吐いた。

とはいえ、あの時の精神科医が何をいったかまったく覚えてないから、本当にそういうことがあったのかどうかもよくわからない。